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名前の由来
らいおんハートの設立は平成25年2月5日。
そこから遡る事約1年、就労継続支援B型設立に向けて準備をしていた頃のお話です。
施設の名前をどうしようか?と悩んでいました。
全く浮かんでこないので、初めてお会いした方の印象で何か出てくるのでは…、と期待しました。
1、2ヶ月後、6月にある高三の職場体験にウチを希望する男の子がいて、見学にやって来ました。
野菜が好きだけど、土で汚れるのが嫌いなこの子には水耕栽培がいいだろう、とお母さんは思ったそうです。初対面なので緊張しているのはもちろん、ちょっとオドオドしていて自信がない、そんな感じでした。試しに小松菜の定植をやってもらうと楽しそうにやっているのです。そんな彼を見てパッと浮かんできたのが“らいおんハート”でした。
『オズの魔法使い』に出てくる臆病なライオンをご存知ですか?
何となく彼とダブって見えたのです。
でもね、その後直ぐ浮かんできたのがS M APの名曲『らいおんハート』
この曲好きなんです。流石にこの名前は重くて付けられない、そう思って断念しました。
時間が過ぎ申請書類の提出段階まで辿り着いたのですが、名称だけが空欄のまま。
あれから全く別の名前が浮かんで来ないお手上げ状態だったのです。
さてどうするかと悩んだ結果、
物語の中の臆病なライオンは、経験を積んで勇敢なライオンへ変貌しました。
その願いを込めて『らいおんハート』と名付けることにしました。
なんか拘りがあったんでしょうね。この名前から離れられなかった。この名前に拘る理由が欲しかったんでしょう。
10年経った今、名前に込められた願いとは別に、私自身の志が込められている事に気付きました。
『獅子は我が子を千尋の谷に落とす』、この言葉をご存知でしょう。
本当に深い愛情を持つ相手にわざと試練を与えて成長させるの意味です。
子の成長を願う獅子の愛情=らいおんハート、と読み取れば私の志と捉えられますね。
当初は利用者の雰囲気・こうなって欲しいとの願いから付けた名称。今では私やスタッフが持つべき志のこもった名称。
良い名前でしょ。